スキンケア

【入門】ミネラルファンデーションがお肌に優しいのは本当?

なるべく肌に優しい化粧をしよう

僕は今のところ化粧はしていませんが、日常のスキンケアで限界を感じてきたら、ファンデーションくらいは使ってみようかと思っています。

今回の注目ポイント

ミネラルファンデーションとは何か!

ミネラルファンデーションの定義とは何か

「ミネラル」と名前がつくとなんとなく体に良さそうですが、実際のところミネラルとは何なのか。ミネラル(mineral)の言葉としての意味は、鉱物や無機物という意味です。では、鉱物や無機物とは何なのか。学問的な理解は複雑なので、一般的には「自然界の石」というイメージで良いのではないでしょうか。それを粉状に砕いて、ファンデーションに利用しています。通常のファンデーションにもミネラルは使用されています。ミネラルファンデーションとして売り出されているものは、「ミネラル100%」であったり「ほぼミネラル」といったように余分な成分が入っていないということが大きなポイントでしょう。ミネラルを求める方にとっては「ミネラル100%」であることが重要だと思いますので、間違えて「ほぼミネラル」のものを使用しないように注意したいですね。

ミネラルファンデーションの特徴

ミネラルファンデーションの特徴を、ある商品を例にとって考察していきたいと思います。

ミネラルファンデーションの特徴

  • ナノ粒子不使用
  • パラベン不使用
  • タール色素不使用
  • 合成ポリマー不使用
  • 香料不使用
  • 鉱物油不使用
  • 界面活性剤不使用
  • 紫外線吸収剤不使用

先ほども述べたように、ミネラルが使われているということよりも、ミネラル以外が「使われていない」ということが重要だと思います。ですので、上の特徴のように、何が不使用かというのを売り文句にして販売されています。今回一つ一つ記述はしませんが、「肌荒れを引き起こしやすい成分」「ファンデーションの本質として不必要な成分」「人体に危険を及ぼす可能性のある成分」が不使用となっています。そういった意味から、ミネラルファンデーションは「肌に優しい」ということで人気を集めています。では、逆にどのような成分が入っているのかを見ていきましょう。

ミネラルファンデーションの全成分

  • 酸化鉄
  • 酸化亜鉛
  • 酸化チタン
  • マイカ

なんと、以上のたった4つの成分で構成されています。化粧初心者の僕にもなんとなくすごさが伝わってきます。せっかくですので、それぞれの成分の働きを見ていきましょう。

マイカ(ツヤ出し)

マイカはケイ酸塩鉱物という種類のミネラルです。化粧品においては、体質顔料に分類されます。体質顔料には他にタルク、セリサイト、カオリン、シリカ、硫酸バリウム、炭酸カルシウムなどがあります。マイカを使用することで、伸びやツヤ、すべりが良くなります。マイカに酸化チタンをコーティングすることで、「雲母チタン」という名前の真珠光沢顔料に変わります。酸化チタンのコーティングの厚さの違いによって色味や光沢感が変わってきます。雲母チタンを使用している場合でも化粧品の成分表示ではマイカと酸化チタンと別々に表記されているようです。今回の例でもそうですので、このような場合は雲母チタンとして配合されている可能性があります。特に問題があるというわけではありません。

酸化鉄(色味調整)

酸化鉄はその名の通り、鉄が酸化したものであり錆(さび)の成分でもあります。錆と聞くと良くないイメージがありますが、化粧品に広く使用されている着色顔料です。別名で、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄と呼ばれ、それぞれ赤色、黄色、黒色の発色を目的に使用されます。

酸化亜鉛(日焼け止め)

酸化亜鉛は亜鉛が酸化したものであり、白色の粉末で白色顔料と呼ばれます。機能としては「肌のひきしめ」「紫外線防御」「抗炎症」「抗菌」などがあります。ファンデーションに使用することで、「肌のひきしめ」により化粧崩れを防いだり、「紫外線防御」により日焼け止めとして使えたり、「抗菌」により防腐剤の代わりになったりという効果が期待できます。

酸化チタン(日焼け止め)

酸化チタンはチタンが酸化したものであり、酸化亜鉛と同じく白色の粉末で白色顔料です。酸化亜鉛より強い「紫外線防御」機能を持っています。

ココがポイント

ツヤと色味と日焼け止めだけ!

以上のように、ミネラルファンデーションは必要最低限のもので構成されており、「肌に優しい」というのも納得です。しかし、メリットの裏には必ずデメリットがあり、それは人それぞれバラバラです。例えば、通常のファンデーションに比べて化粧落としが簡単というメリットがありますが、裏を返せばカバー力が弱いので、ガッツリメイクアップしたい方にとってはデメリットとなります。また酸化亜鉛で金属アレルギーを起こしたり、酸化チタンが活性酸素を発生させることによって肌に刺激があったりという可能性もゼロではないでしょう。「ミネラルファンデーションを使っておけば大丈夫」というのではなく、成分を理解したうえで、自分の好みや体質を考慮して使ってみて欲しいです。

ミネラルファンデーションのまとめ

「ミネラルファンデーションは使っても大丈夫か?」というテーマで記事を書いてみましたが、通常のファンデーションに比べると「肌に優しい」ことに重点を置いてつくられていることは確かのようです。ただ、自分に合うかどうかというのはやはり使ってみないと分からないですね。使う前に記事を書いてしまったことをお許しください。僕も使ってみますので、しばらくお待ちいただけますでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。

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